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Iimoriite-(Y)  飯盛石  化学組成 Y(SiO)(CO)

 水晶山に訪山する目的の一つは、飯盛石を採集することであった。しかし、飯盛石というのが、つかみ所のない鉱物で、どんな色をして、どんな結晶で、どんな特徴を持つ鉱物なのか、情報があまりに少なく大変に困った。文献やネットに載っている写真を見ても、写真のどこが飯盛石なのかはっきりせず、さらに訳がかわらなくなった。
 この標本は、頂き物で、小さな飯盛石の集合体である。上の写真の下2/3、不透明なピンク色を下部分が飯盛石。拡大画像を見てもらうとわかると思うが、面白みの無い写真になっていると思う。このような塊状の飯盛石が似たような色の母岩に付いていても、わかりにくいのは当然だったのだ。

飯盛石その6