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Allanite−Y 化学組成 (Ca,Y,Ce)2(Al,Fe,Fe3+)3(SiO4)3(OH)
一般的な褐簾石はY(イットリウム)よりもCe(セリウム)が多く、セリウム褐簾石、allanite-(Ce)と呼ばれる。 2004年、水晶山の特殊な産状の褐簾石がイットリウム褐簾石、allanite-(Y)であることが確認、発表された。 灰黒色〜黒色で、塊状で結晶面を見せない場合が多いが、時に小さな晶洞をつくり縦の条線が発達する扁平な柱状結晶が確認できる。