環天頂アーク
2000.07.30
環天頂アーク、この現象は空をよく眺める人でも、めったに見たことは無いでしょう。
22度ハロや幻日が見え、太陽が低い位置にあるとき、天頂近くを注意深く見ると、虹色に淡く色づいた帯が見えるかもしれません。
それが、環天頂アークです。
このアークは、水の六角形板状結晶が上空にある時に、特徴的に観察される現象です。
この時は22度ハロはほとんど見えなかったことから、六角形柱状結晶が少なかったのかもしれません。
空に生じる光学現象を見ると、雲を作る結晶の形を知ることができるのです。