環天頂アーク
2000.10.31
福島県内午後3時頃、巻雲が空全体を覆い、空全体が真珠のように輝いていた。
天頂を見上げると、いままでに見たこともないような明るくはっきりした環天頂アークが見えた。
写真上の下部には22度ハロの一部が見えているが、明るさや色が全く異なる。
氷晶での屈折で見えるという点で同じ現象なのに、これほど見えかたが違う。
午後から巻雲が拡がり、22度ハロや幻日が見えていたが、環天頂アークは淡く目立たなかった。
それが、あっという間に明るく輝いてきた。
これほど見えるためには、かなり微妙な条件が必要なのだろう。
数分と保たずに再び淡く淡くなっていった。