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まさに林立するフェルグソン石。 黒雲母を根にして、放射線により赤く変色した長石へ向かって成長したフェルグソン石の結晶。うまい具合に長石がもろくなっており、フェルグソン石の結晶を残して長石から外れたものである。 益富地学会館監修の「日本の鉱物」には、当標本とそっくりの標本があるが、それもそのはず、同時に採集された兄弟標本である。