写真2 子器と粒状の裂芽。全体的にザラザラ粒状。子器も小さい。
低地〜低山地帯(頻度:★★★  )
 ブナ帯付近の樹皮または岩上に着生する。
 この写真にあるアガギニクイボゴケは、岩に着生する蘚苔類を覆うように広がっていた。
 地衣体は、灰白色。粒状の裂芽が地衣体全体に散在する。子器の盤は淡い桃色で、縁部は地衣体と同じ灰白色。
 同定:粒状の裂芽を持つ灰白色の地衣体と、子器の淡紅色の盤が同定の手がかりとなる。

写真1 全体像 (2001.03.21 福島県石川郡古殿町大風川渓谷)

 Ochrolechia akagiensis Yasuda
 アカギニクイボゴケ (coll.T.Kobayashi  det.T.Kobayashi)