写真3
地衣体中央部(左)、P+深黄色(右)。
写真2 地衣体背面の様子。
低地〜低山地帯(頻度:★★★★★)
樹皮上に着生する数cm大の中型の葉状地衣。
地衣体は背面灰緑色〜淡褐灰色〜暗灰色。裂片は基物に平らにつき、幅は2〜5mm、地衣体中央部は小裂片がある。シリアは短く目立たない。粉芽も裂芽の無い。
偽根は単一で分岐しない。
髄層にチョロギ細胞を持つ。
髄は白色、K+黄色のち赤褐色、C−、P+深黄色
同定:地衣体中央部の小裂片など、全体の様子や、P+深黄色が同定の手がかり。チョロギ細胞は背面から確認できず、手がかりとならない。
写真1 全体像(2003.04.26 福島県富岡町大倉山)
Parmelia galbina Ach.
→Myelochroa galbina
チョロギウメノキゴケ(チュウゼンジゴケ) (coll.T.Kobayashi det.H.Harada)