写真3 トゲヒメゲジゲジゴケの裂芽

写真2 ヒメゲジゲジゴケ(左)とトゲヒメゲジゲジゴケ(右)  
低山〜高山地帯(頻度:★★★★ )
 樹皮上に着生する比較的小型の葉状地衣。
 地衣体背面は緑褐色からオリーブ色を呈し、裂片の幅は狭い。腹面には皮層がある。
 K−、C−、KC−、P−
 外観も地衣成分も同じであるが、裂芽のあるものをトゲゲジゲジゴケとして区別する。
同定:ゲジゲジゴケ特有の狭い裂片と緑褐色の色が手がかりとなる。

写真1 全体像 (2000.06.23 秋田県栗駒山)

 Anaptychia palmulata(Michx.)Vain.
 ヒメゲジゲジゴケ (coll.T.Kobayashi  det.Y.Yamamoto)
 Anaptychia isidiza Kurok.
 トゲヒメゲジゲギゴケ (coll.T.Kobayashi  det.T.Kobayashi)