写真3 粉芽

写真2
 裂片の先端はヘラ状に幅が拡がり、めくりあがる。
低地〜低山地帯(頻度:★★   )
 岩上、樹皮上に着生する小型の葉状地衣類。
 地衣体の背面は灰白色で、多数に分岐した裂片の先端がめくりあがるのが特徴的。
 また、裂片の先端はヘラ状に幅が拡がり、腹面に粉芽を付ける。
 腹面に皮層は無く白色であるが、黄色の色素がある。
 偽根は白色で先端部が多少黒っぽくなる。
 同定:裂片の先端がヘラ状であり、その腹面に粉芽が付くことで、ゲジゲジゴケの中でも見分けがつきやすい。
 

写真1 全体像(2000.11.19 福島県いわき市川前)

 Anaptychia subascendens Asahina
 Heterodermia subascendens
 コフキゲジゲジゴケ  (coll.T.Kobayashi  det.T.Kobayashi)