写真３ 呈色反応 地衣体Ｋ＋黄色 
写真２ 子器の盤の色は黄緑色。縁部は波曲し、粉末状。 低地〜低山地帯（頻度：★★★★ ）
樹皮上に着生する固着地衣。
地衣体は淡黄緑色〜淡黄褐色で、基物に薄く広がり、表面は粉末状。
野外では、小さいために黄緑色の粉が噴いているように見える。
子器は、皿状。盤の色は淡黄褐色。縁部は波曲し、地衣体と同様に粉末状になる。子器を多数密生させるため、互いに隣の子器と接し、亀甲状になることが多い。
同定：淡い黄緑色の地衣体と亀甲状の子器、そして子器縁部の粉末が同定の手がかりとなる。
写真１ 全体像 （2000.11.12 福島県双葉郡葛尾村） Ｌecanora pulverulenta Mull. Arg.
コナイボゴケ （coll．Ｔ．Ｋｏｂａｙａｓｈｉ det．Ｔ．Ｋｏｂａｙａｓｈｉ）