写真３ 裂片先端の粉芽。地衣体腹面には皮層が無く、髄層が裸出。
写真２ 地衣体腹面。偽根は裂片の端から生えている。
低地〜低山地帯（頻度：★★★ ）
岩上や樹皮上に着生する小型の葉状地衣。
地衣体は灰白色で、裂片の先端に粉芽を生ずる。
地衣体腹面には皮層が無く、髄層が裸出する。
黒色の偽根が大変よく目立つ。偽根は裂片の端から生えている。
同定：腹面に皮層が無く、髄層が見えること。地衣体に対して長く黒色の偽根が裂片端から生えることが同定の手がかりとなる。
写真１ 全体像
（2002.03.03 福島県石川郡古殿町大風川渓谷） Anaptychia japonica(Sato)Kurok.
→Heterodermia japonica
クロアシゲジゲジゴケゴケ （coll．Ｔ．Ｋｏｂａｙａｓｈｉ det．Ｔ．Ｋｏｂａｙａｓｈｉ）
