写真3 
粉芽 

写真2 
裂片上の穴
平地〜低山地帯(頻度:★★★★ )
 樹皮上や岩上に着生する葉状地衣。
 地衣体背面は灰白色から灰緑色で先端部は褐色を帯びる。
 裂片に穴(穿孔)が見られるのが特徴的である。
 葉体の一部が盛り上がり、その先端に粉芽を付ける。
 腹面には偽根も穿孔も無い。
 髄層 K+黄色、P+赤色
 同定:地衣体に観られる孔が最大の特徴で、見分けがつきやすい。センシゴケ属のフクレセンシゴケとは裂片や穿孔の外形で区別することができる。

 写真1 全体像 (2000.11.20 福島県田村郡常葉町)

 Menegazzia terebrata (Hoffm.) A.Massal. 
 センシゴケ (coll.T.Kobayashi  det.T.Kobayashi)