写真2
 地衣体に連続する穿孔。
低山〜高山地帯(頻度:★★★  )
 樹皮上に着生する樹状地衣。

 
地衣体は基物から立ち上がり2cm〜4cm程度の高さになる。
 地衣体は樹木のように枝分かれし、枝は円筒状で中空。表面に穿孔が数個連続して開口する。粉芽も裂芽も無い。

 同定:カラタチゴケらしい樹状の地衣体。そして、穿孔の様子から同定できる。
 ツヅレカラタチゴケも穿孔を有するが、数が少ない。


写真1 全体像 (2003.01.01 鹿児島県屋久島ヤクスギランド)

 Ramalina subgeniculata Nyl.
 →Ramalina pertusa
 ツヅレカラタチゴケモドキ (coll.T.Kobayashi  det.T.Kobayashi)