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　Ｔｏｒｂｅｒｎｉｔｅ　リン銅ウラン石　　化学組成　Cu（ＵＯ２）２（ＰＯ４）２　

　いかにも燐銅ウラン石らしく、板状の結晶である。上の写真にあるように、この標本には多数の結晶が付いており、すばらしい標本である。長石の割れ目にできたもので、長石は放射線の影響で赤く色付いている。各結晶は、母岩との接着が弱いため、ハケで表面を撫でた程度でもはがれ落ちてしまう。そのためにこの標本もあまり洗浄されておらず、土汚れが目立ってしまっている。結晶を守るためにはいたしかたない。