<<< Home   << 玄能石   < Pineapple Opal
 

 
 

 
 
 Pineapple Opal :パイナップル オパール
オーストラリア、ニューサウス・ウェールズ州北西部、ホワイトクリフ(White Cliffs)
化学組成 SiO
直径7cm

 パイナップルオパールは、ホワイトクリフの地下約30mの深さで産出し、単独で産出するのではなく、いくつかかたまって産出するらしい。元鉱物であるイカ石が形成されるのに適する環境が整っていた場所は限定されていたのかもしれない。
 これまでに発掘されたパイナップルオパールは200個未満とも250個とも言われ貴重な存在であるのだが、過去には宝石用に加工されてしまったものも多数あるとのことである。
 玄能石に関連する場所として、行ってみたい場所はいくつかある。
 以前、イカ石(Ikaite)が国内で今でも形成される場所として、北海道のシオワッカには訪れたことがある。
 イカ石の原産地であるグリーンランドの南端に近いイカ・フィヨルドにも機会があれば行ってみたい。ここでは、海底から突き出すように上方に伸びる、尖塔状のイカ石が見られるというが、行くだけでも大変そうなのだが、さらに低温の海の中に入らなければイカ石は見ることができない。
 そして、パイナップルオパールの産地ホワイトクリフ。この地も、将来、是非訪れてみたくなった。



PineappleOpal-2