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シオワッカ 石灰華ドーム

 北海道足寄町にあるシオワッカと呼ばれる石灰華ドーム。
 立て看板にある解説によれば、春先にはファテライト、夏にはモノハイドロカルサイト(CaCO3・H2O)、冬にはイカアイト(CaCO36H2O)といったように、季節によって生成される初生鉱物が異なる。イカアイトは室温ではカルサイトに転移することから、ドームはカルサイト(CaCO3)でできているといってよいのでしょう。
 イカアイトは低温の海底で生成される事が多く、イカアイト生成を陸上で発見されたのは世界で2番目である。
 平成14年、北海道教育大学釧路校伊藤俊彦教授によって発見された。
 イカ石(イカアイト) Ikaiteは玄能石の初生鉱物として知られ、一度訪れたいと思っていた。シオワッカは国道のすぐ脇、川岸にあり、訪れる人も少なくとても静かだった。